うたよむブログ

短歌のこと、読書会のこと

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三日三晩鏡にむかひゐし老婆・・・(松平修文)

三日三晩鏡にむかひゐし老婆わかき女として嫁ぎゆく 松平修文/『原始の響き』S58 無意識にのぞき続けられる鏡なんてない。 必ず、鏡は意識した自分自身を映すのだ。 そこで化粧を続ける老婆… この歌のモノガタリの先には、正体を知らないまま娶る男がいる。 …